
第1子の妊娠中で重症妊娠悪阻になったユコです。
悪阻中に感じた辛さについて、医療者目線でまとめてみました。
苦しみや痛みは主観第一でいい!
そんなメッセージを世の中の妊婦さんみんなにお伝えしたいです♪


つわりで経験した4つの痛み
①体の不調
1)身体症状
重症妊娠悪阻で私が感じた身体の辛さはこちらです。


・吐気、嘔吐(終わらない)
・食欲不振(どんどん食べられるものがなくなる)
・胸やけと胃痛(終わらない)
・頭痛、めまい
・動悸、息切れ
・全身倦怠感(体感重力100倍)
2)日常生活の困難
1)が原因で、日常生活の様々なことが困難に・・・(><)
・寝返りで吐く(ピーク時)
・起き上がり困難
・着替え困難
・トイレまで四つ這い(歩行困難)
・歯磨きで嘔吐
・風呂は1日の最難関行事
②心の不調
①体の不調がいつまでたっても改善せず、精神的にもどんどん下がってしまいました。
・いつまで続くか分からない苦しみへの不安
・辛すぎて死にたいと思う自分への自己嫌悪
・辛すぎて赤ちゃんのことまで考えられない自分に自己嫌悪
・家事ができない自分に自己嫌悪
・支えてもらうことへの申し訳なさ
・働けずお金が心配
・何も前向きに考えられない
・こんな自分が母になれるかの不安
・辛い、苦しい、痛い、
誰か助けて!
・涙が出る
③社会から切り離された感覚
・運転できずどこにも出かけられない
・日用品の買い物にも行けない
・そもそも日常生活全てが不可能
・急に休職となり職場に申し訳ない
・自分の担当していた患者さんが心配
・この先職場復帰できるのか心配
・職場復帰してもやっていけるか心配
・「毎日夕方体調報告するように」と言われ吐きながら上司に毎日ライン。信頼されてないのかと悲しくなった。
・理解してもらえない孤独感
・誰にも会えない寂しさ


④絶望感
・(妊娠初期あるある)少し眠れたと思ったら、恐ろしい悪夢ばかり
・なぜかやたら思い出す嫌な過去のこと(これも初期あるある?)
・自分の人生への不安
・母になる不安
・自分自身への自信のなさ
・こんな弱い自分じゃこの先やっていけないかもしれない
・やたらネガティブループに陥り続ける。
・しかも止められない
WHO(世界保健機関)4つの痛み
今までまとめた4つの痛みは、WHOで定義づけられている痛みの分類に当てはめることができます♪


様々な苦痛がやってくる産前産後
まずは「①身体的苦痛」の改善が最優先!


つらい時は、休もう!
ママと赤ちゃんの命は何にも替えられません。
悪阻や出産で亡くなる方もいます。
ありきたりな言葉ですが、仕事にかわりはいても、お腹の赤ちゃんのママは、あなただけなんです。
大丈夫!
・もしも心無い言葉を言ってくる人がいたとしても・・・大丈夫。気にしないでいいです。それがたとえ身近な人であっても、距離を置いていい、無視したっていい!ママが笑顔でいられる選択をすることが、赤ちゃんや家族、大切な人みんなの笑顔につながります。
・苦労する場面も時期も程度もほんと人それぞれ。妊娠するまで、悪阻、切迫や入院、それによりオペをする人、出産、産後・・・苦しみや辛さは主観第一でいい!そもそも他と比べられるものではないんです。
貴重なマタニティ生活が、
全ての妊婦さんにとって
素敵なものになりますように★



最後までお読み頂き、ありがとうございました。

