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今回は理学療法士としての知見から、世の中のママ達がいかにすごいか!をお伝えします♪
この記事はこんな方にオススメ
産前産後、ちょっとした動作が大変!
妊娠初期から長く続いたつわりも終わって安定期に突入後。
「よし、ウォーキングするぞ!」
「家事も育児もようやく思い通りに!」
と思ったのもつかの間…
そんな身体の変化にびっくりした方も多いのでは?


産後も全身思い通りにすぐ動かせるとは限らず、
子供が大きくなってきたら抱っこ紐でいつも身体が重い!
今まで当たり前にやっていた一つ一つの動作が大変!



そんなママ達がちょこっと元気が出る♪
身体と運動の豆知識をお伝えします♪
びっくり!赤ちゃんが大きくなるほど日常生活がトレーニングに!
METs(メッツ)からみたママの運動量
リハビリテーションに携わる人や、運動好きな人ならみんな知ってる、聞いたことがある?「METs(メッツ)」
この計算式を使うと、運動時の消費カロリーが出せるんです。
METsは安静時を「1」として、日常生活の動作が何倍になるのか?という指標です。
散歩なら「3」!



早速計算してみましょう!
例えば1時間の散歩での消費カロリー増加量を計算すると
妊娠中に体重が5㎏増えたとすると、
同じ散歩でも、妊娠前より
15kcal多く消費することに!
妊娠後期に10㎏増えたなら、妊娠前より
なんと30kcal分の消費量!


お腹に赤ちゃんがいるというだけで、同じ散歩でも消費カロリーがアップしちゃうんです!
これは、産後赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこしてお散歩するママにも同じことが言えます。
ママの股関節や足への負担量
歩くときに足にかかる負担は、なんと3倍以上!
歩くときは、股関節や片脚に
体重の3~4.5倍の負担がかかります。
ちなみに、他の日常生活における動作でかかる股関節や片脚への負担はこんな感じです。
<日常生活における股関節・片脚への負荷量>
立っている時 →体重の0.6~1倍
歩いている時 →体重の3~4.5倍
ジョギング →体重の4~5倍
階段の昇り降り→体重の6.2~8.7倍
つまり、妊娠中に体重が5㎏増えれば
足にかかる負担は15㎏以上増し!
10㎏増えれば
なんと30㎏以上増し!!!!!


だから、ママはみーんなすごいんです!
お腹に赤ちゃんがいる。
子供を抱っこして家事をしている。
それだけで、日々の生活が全てトレーニングになってしまうほどの負荷量!
ということがおわかりいただけましたか?
何度も妊娠した女性の心臓は、妊娠したことのない女性よりも強いというデータもあるそうです。









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